
日本人形協会による節句人形工芸士認定制度について
本制度は、次の事を目的とし制定されました。
「我が国の長い伝統と歴史に培われた産業である正月用品、三月節句用品及び五月節句用品並びに日本人形等の製作に係る優秀な伝統的技術、技能を保持する者を節句人形工芸士に認定することにより、技術者に励みを与え、社会評価を高め、もって伝統的技術、技能の維持向上と、技術習得の意欲の増進を図り、ひいては、良質の作品を供給することにより業界の一層の発展に寄与する。
節句人形工芸士に認定されるには、次のような条件を満たす必要があります。
○ (社)日本人形協会の会員である者。
○ きわめてすぐれた技術、技能を有すると認められる者。
○ 技術、技能を通じて、他の技術者の模範と認められる者。
節句人形工芸士の専門部門
衣裳着人形 | 衣裳着人形、ひな人形、浮世人形(三、五わらべ)、舞踏人形、尾山人形、神武天皇、鍾馗、鎧着武者(子供大将)、金太郎 |
木目込人形 | 木目込人形 頭部門、胴体部門 (衣裳を木目込んで作るすべての人形) |
甲冑 | 甲冑、兜、鎧 |
羽子板 | 羽子板 |
破魔弓 | 破魔弓 |
染色 | 鯉のぼり、吹流し、武者絵のぼり |
雛道具 | 雛道具類、雛具、屏風、雪洞、ケース、造花 |
五月飾り道具 | 五月道具類、座敷のぼり、提灯、弓太刀、三台揃、三品揃、飾馬 |
市松人形 | 頭・胴体部門・着せ付部門 |
頭、結髪 | 頭、結髪 |
当工房では、
昭和60年吉田宏(吉貞)が(社)日本ひな人形協会より認定されました。
平成16年吉田哲也が(社)日本人形協会より認定されました。