
「破魔弓」とは、読んで字の如く「弓で魔を破る」という意味がありますが、これと関わりが深いものに室町時代から現代に伝わる「鳴弦の儀」があります。これは弓の弦を強く弾き鳴らすことによって、魔除け(鬼除け)・邪気払いをするという意味のある儀式です。
今日の皇室においても、お子様が誕生して七日目に「読書・鳴弦の儀」が行われています。この他にも弓を用いた儀式として、正月にその年の年占いと厄除けで行っていた「弓射(ゆみいり)」や家を造る際の上棟式に、屋根の上に弓と矢を北東に向けて飾る「鬼門除け」などがあります。破魔弓は、宮中の鳴弦の儀(弓に矢 をつがえずに弦を引き音を鳴らす事により邪気を祓う退魔儀礼。 魔気・邪気を祓う事を目的とする。) や後世には高い音の出る鏑矢を用いて射る儀礼に発展した。 鏑矢を用いた儀礼は蟇目の儀/b>(ひきめのぎ)と呼ばれる。そういった弓矢の霊力を男児の鬼除け(邪気払い)の飾り物とするようになった。
このように縁起物として認知されてきた弓と矢を組み合わせたものが、現代の「破魔弓」の基になっています。
号数は寸(1寸=約3.03cm)と同じです。
ケースサイズにより大きさが変わりますので、飾る場所によってお選びください。
破魔弓08号:ケースサイズ:間口21cm 奥行17cm 高さ37cm
破魔弓11号:ケースサイズ:間口27cm 奥行24cm 高さ46cm
破魔弓13号:ケースサイズ:間口24cm 奥行20cm 高さ47cm
破魔弓15号:ケースサイズ:間口25cm~30cm 奥行23cm~26cm 高さ46cm~55cm
破魔弓17号:ケースサイズ:間口29cm~38cm 奥行23cm~29cm 高さ63cm~71cm
破魔弓18号:ケースサイズ:間口31cm~35cm 奥行24cm~29cm 高さ63cm~67cm
破魔弓20号:ケースサイズ:間口27cm~38cm 奥行24cm~30cm 高さ67cm~74cm