
端午の節句の意味とは
もともとは、男子の誕生に対しての思いが現在とは、少々違ったように思います。
昔の男の子に求められたのは、家の跡取り、立身出世、強く逞しく、等々そのため男の子の節供は、外に向かってのものがあるわけです。
たとえば、武者幟や鯉のぼり庭や畑や門等に立て、ご近所に対しての披露目の意味がありました。
またこの幟類がひらひらする事で神社の幣束同様、神様に降りてきてもらう為の、よりしろの役割もあるようです。
端午の節句になぜ五月人形(鎧兜)を飾る
家の中に飾る鎧や兜等がお雛様同様、赤ちゃんの分身として赤ちゃんの代わりとなって厄災をひきうけてくれるための贖物(あがもの)や撫物(なでもの)のような役割となります。
飾る期間について
五月人形(鎧兜)は一般的に3月下旬~4月中旬くらいに、遅くても4月29日までには飾りはじめ、こどもの日を過ぎたくらいで仕舞うのがよろしいと思います。